おしりぼうやと私の奮闘日記

厄介なおしりの病とうまく付き合う方法を模索中。腸内改善、マッサージ、温活などなど。備忘録の意味も兼ねてブログを始めることにしました。

おしりぼうやと私の出会い、これまで

こんにちは、かなこと申します。

これから、こちらで体調管理を兼ねて、日々の状態のブログを書いていくことに決めました。

 

私がブログに書いていくのは主におしりの状態について。今の私の目下の悩みであり、一番の関心事項なのです。

放っておいて治ったら一番いいけれど、どうもそうもいかないようなので、だったらこの機会に徹底的に体調を記録して、今後このようなことが二度とないようにしたい。

そして、私と同じようにおしりで困っている方がいたら、少しでも参考になればと思ってブログに書くことにしたのです。

 

 

私とおしりぼうやの出会い

 

最初に私がぼうや持ちだとわかったのは、記憶では高校3年生の夏だったと思います。当時、受験勉強真っ只中だった私は、毎日教室の木の椅子に座って勉強をしていました。

 

ある日、お尻が痛んでおかしいということに気づきます。触ってみると、なんだかぼよんとしたまめのようなものがある。

 

ただ、その時は少し痛む程度でそこまで大した問題にはならなかったのですね。

 

どうやって治ったかも特に覚えていません。

ただ、わたしがぼうや持ちなのだということは、高校生ながらなんとなくわかり、恥ずかしい気持ちになったと思います。

 

それからは、日常生活に影響が出るようなことも特になく、平穏な日々を過ごしていました。

 

 

2014年1月、ぼうやが突然反抗期に突入

 

状態が悪化したのは忘れもしない2014年1月。

実は、数年前のことであるので、はっきりとした日付は覚えていませんが、確か1月末だったと思います。

 

ある日、突然ぼうやがものすごい反抗期に突入したのです。

 

血が出たかどうだったかは覚えていません。ただ、おそらく固い便が出そうで、一生懸命いきんでしまったのではないかと記憶しています。

 

その後。おしりがどうも痛いなという状態が続き、何か違和感を感じるようになります。おそるおそる指で触ってみると、なんと、どうも膨らんでいる。ぼうや復活です。その時は、また高校生の時のようにすぐに治るのだろうと思っていたのですが、症状はどんどんひどくなるばかり。(この間2.3日あったかもしれません)

 

ある時あまりの痛みに触ると、なんと、ものすごい大きさのぼうやがそこにいるではありませんか。おそらく1センチくらいはあったかも。もはやぼうやなんてものではありません。反抗期。千と千尋の神隠しに出てくる坊レベル。見た目はかわいいぼうやでも、怪力過ぎてどうしよう。

とにかく、どうにかこうにか確認すると、ピンク色の、なんかどうも中身が出てきているような感じ。手触りはぷるるんとした雰囲気。

 

これが確認できた時は、血の気が引きました。正直死ぬかと思いました。いったい何なのか、私は死ぬんだろうか、この先いったいどうなるんだろうか。とてつもない不安に襲われましたよ。

 

でも、それでもどうしても病院には行きたくなかったのです。その当時、私は20代半ば。専門の病院に行くことが、恥ずかしくて、どうしても怖くて、とても行けなかったのです。

 

インターネットで情報を収集し、なんとか自分の状況にあてはまるものを発見しようとしました。そうすると、おそらく「脱肛」というものではないか、ということが分かってきました。脱肛。聞いたことありますか?もう私は初耳で、そんな世にも恐ろしい状況に自分が置かれてしまったことが、ただただ恐ろしくて、つらくて仕方がありませんでした。

 

触ると焼けつくような痛み、お風呂で押して入れてもぷるんとまた出てきてしまう。

変な粘液みたいなのも出ているし、こんな状態のお尻を人に見せるだなんてたとえ医者でもとんでもない。嫌でした。

それに、おかしな話ではあるのですが、これまでにない事態になっているお尻を見て、「もしこれで病院に行ったら手術を言われるのかもしれない。それだけは嫌だ」と思っていました。

 

でも、お尻のあいだに大きなぼうやが出ているわけなので、当然当たるんですよね。歩くとこすれるし、こすれたぼうやは激痛を発します。

 

そして1.2日たったころ、ぼうやの状態に変化が起こってきます。

 

それまでやわらかくぷるんとしていたぼうやが急激にしぼんできたのです。

「これは回復の兆しか?!」と喜んだのもつかの間、ぼうやはなぜかどんどん硬く固まっていきます。はじめの大きさからすると、3分の2か半分くらいまでしぼんだぼうや。ぷるんとしていた姿は全く変わり、黒っぽい、赤黒い固まりになっていました。さきっぽだけ少しとがっていて、血豆のようなかんじだったかも。

 

そして、このぼうや第二形態が曲者でした。

 

最初のぼうやの状態に比べ、さらに痛みが増したのです。もう歩くのが困難なくらい激痛。歩くたびにこすれて痛い。立ったり座ったりの動作もキツイ。

 

当時私は営業の仕事をしていたのですが、社内を歩くのも、そろそろと腰をかがめて必死でぼうやをこすらないように歩き、ほんとおばあさんのようだったと思います。

 

この第二形態の時、結局あまりに痛すぎて、一日仕事をお休みしました。

 

どのくらいで結局完治したかはあまり覚えていないのですが、その後、2月中旬に海外旅行にいった記憶があり、その時そこまで大変だった覚えはないので、その時までにはある程度回復していたのではないかと思います。

(ただ、その旅行でもスーツケースに「おしりセレブ」を入れていった記憶があるので、多分まだものすごく気をつけていた時期だとは思います)

 

 

 

このころ、病院に行くのも嫌でしたが、薬局で「ボ○ギノール」などという薬を購入するのさえ恥ずかしいお年頃だったため、結局薬は使いませんでした。

 

ただ、おしりにぼうやがいると拭くのが大変ということと、痛いので保護したいという気持ちから、ペーパーは「おしりセレブ」、そして赤ちゃんのおしりふきを多用、また人生で一番ウォシュレットを使った時期だったという記憶はあります。

 

また、おしりを保護するのにもうひとつ役立ったのがHABAの「スクワランオイル」というものです。たまたまお肌にいいらしいと聞いて、30mlくらいのものを購入していました。とにかく何か塗りたい、というときにふと気づいて塗りはじめ、それから治るまで塗り続けていました。

 

その時はたまたまあったから塗ったまででしたが、最近調べたところによると、なんとスクワランオイルはおしりの悩みに効果があるという情報が載っていました。

 

たしかに皮膚をターンオーバーする(しわが消えるとか聞いたことがあって試していました)という効果があるということは、傷にも効くということなのでしょうか。とにかく、もしかすると、このとき無事治ったのは、スクワランオイルの効果もあったのかもしれません。

 

そして、最近改めておしり関係の情報を収集していた中で『血栓性外痔核』というものがあることを知りました。

 

別名『おしりの血豆』。おそらく、私のこの時のぼうやの第2形態はこれだったのではないかと思います。

 

私が熟読している、とある専門医院の先生のブログによりますと、これはイボ痔ではなく、放っておくと自然に治癒されるものだということ。

たしかに、数週間後には治っていました。

 

しばらくぶよんとした皮膚のたるみは合ったけれども、血豆状のものは無くなりました。

 

ただ、肛門の外にあるものということで、病院の先生もイボ痔と勘違いして、手術してしまうことも多いとのこと。

 

場合に寄りますが、私の場合は放置して治すことが出来たようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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